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特集
ストーリー・オブ・しまりすホール
小田急線「新百合ヶ丘駅」と東急田園都市線「あざみ野駅」…
どちらからもバスで15分位の所、一戸建てが並ぶ住宅街の中にしまりすホールはあります。
パット見、本当にホールなんてあるのか…?と思ってしまうような所…
扉を開けると…あ、本当にホールがあった!…そんな感じです。

後方中央からの風景
ここでは、「しまりすホールってどんなところ?」「しまりすのこだわり」みたいな事について、書いていこうと思います。
しまりすホールってこんな所!
しまりすホールは、1999年9月1日にオープン。今年9月で22年目に突入します。
ホール本体の設計は、株式会社東急アメニックス新百合ヶ丘店(施工当時)、
防音・音響設計は、高橋建設株式会社(川崎市宮前区)にやって頂きました。
面積は約46㎡。客席数35席前後、用途に応じて自由に配置可能です。

前方から見た風景1

前方からみた風景2
よく「しまりすホール」の名前の由来は…?と聞かれることがありますが、
自然(緑)の中の木のぬくもりを感じさせる小さな(しまりすサイズの)ホール…とか、
漫画「ぼのぼの」のシマリスくんが好きだったので、そこから…とか、
所説ありますが、本当のところはよくわからない…が答えです。
ピアノは、「ベーゼンドルファー GP M.214型」「ヤマハ C-3型(再調整品)」
ベーゼンドルファーは、小ホールに適した演奏会用モデル。
ヤマハは、内部部品をスタインウェイと同じものを使用。まろやかな音色です。
小ホールながら、2台ピアノの演奏会等も可能です!

ベーゼンドルファーを常設してます

2台ピアノもできます
しまりすのこだわり
しまりすホールは、ひとりのピアニストの熱い思いから生まれました。
自分の奏でる音楽を、美しい音で聴いて下さる方に届けたい!
ピアノだけでなく、歌も楽器も、より美しく響かせたい!
聴きに来て下さるお客様に心地よさや喜びを届けたい!
………
そんなこだわりから、部屋の広さに対してこの天井の高さ…
「ちょっと難しいですね~」「そこをなんとか~」と、最後まで希望を押し通したとか…
他にも、壁の素材や形態、色々なところにこだわって建てられています。

何もないとこんな感じ

壁面にはしまりすも!

壁の作りも何気にこだわってます
このピアニスト…山口昌子(やまぐちあつこ)…昨年この世を去ってしまったのですが…
しまりすホールとベーゼンドルファーをこよなく愛し、存分に演奏していました!
今年1周忌を機に、正式名称を「しまりす・Atsuko Yamaguchi・メモリアルホール」と改名しました。
通称は、中を抜いて今まで通り「しまりすホール」ですが…
そのあたりのところは、また次回に…!